5年後生存率を思うと少し涙が出る
- gliomajapan
- 2017年11月6日
- 読了時間: 2分

少し前までの関東地方は、週末と言えば雨だったのですが
この3連休は、久し振りに天候に恵まれた日が続きましたね。
お陰様で、毎日こまかな用事で出かけたりしていたところ、
全くの偶然ですが、出先でバッタリと大学時代の知り合いにあって
近況を話す機会がありました。
と言っても、SNSでつながりはあるので
私が病気で手術したこと、退院したこと、復職していることまでは知ってくれているのですが。
ともかく嬉しかったのは
会えたことを喜んでくれたことです。
なんて説明すればいいんでしょうね。この感覚。
「元気そうで良かったです。」「また、今度お会いしましょう。」
その短いやり取りにさえ、涙がこぼれてしまいそうになります。
だって私が今、どんなに元気そうに見えても5年後生存率は60%程度なんですよね。
40代の男性の99.9%が5年後も生きているにも関わらず。
「また、今度」はもう来ないかもしれない。
そう思うと、今ここで会えたことに感謝してもしきれませんし
心から無事を喜んでくれた、変わらぬ友情に涙腺が緩むことをとめられません。
病気になって、色々な人に心配させたり迷惑をかけたり、大変なことが多いですが
その中で少しでもいい事を探すと
これまでは何気なく過ごしてきた出来事の一つ一つから
深い感謝と感動を感じ取れるようになったことでしょうか。
特に、妻と子供たちには生きる希望を与えてもらっていることに深く感謝しています。
もちろん、けんかをしたり怒ったりすることもありますが
この状態にあっても自暴自棄にならず、涙を流すよりも笑ってすごす時間が多いのは
家族のおかげです。
本当に、感謝しています。
話がそれましたね。
あんまり書いていると、また涙がこぼれそうですし、どんどんそれそうなので、これくらいで。
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