自分を責めない
- gliomajapan
- 2017年7月22日
- 読了時間: 2分

暑い日が続きますね。これから益々暑くなって、体調管理も難しい時期となりますが
エアコンや服装の工夫で乗り切りましょう。
さて、そんな暑い中
日本脳神経外科コングレス総会の市民公開講座に行ってきました。
約2時間とコンパクトな時間の中で
講演者3人で脳腫瘍、脳卒中、認知症の最新の知見を一般市民向けにわかりやすく説明する
密度の濃い内容となっており、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
野菜は多めに、塩分は控えめに、禁煙、節酒、運動習慣と適正体重の維持が
がんにも脳卒中にも予防効果があるそうです。
あくまで、私のイメージですが・・・
こういった良い習慣によって血液がサラサラになって悪いものが溜まりにくくなったり、
免疫力が向上したりする感じですかね。
また認知症は、会話や日記、自己表現を行うことで進行がゆっくりになるんだそうです。
人生を楽しむ適度な刺激は、若さの秘訣なんですね。
なんだか、ドイツの文豪ゲーテを思い浮かべてしまいました(笑)
ただ、一番心に残ったのは
脳腫瘍の講演の中で先生がおっしゃっていた
自分を責めない
ということです。
どうしても病気になると、それも生活習慣病といわれる病気になると
家族も患者本人も過去を悔やんで自分を責めがちになりますが
(脳腫瘍はまだ原因がわからないこともあるので)
過去に目を向けて自分を責めるよりも
これからの人生に目を向けて行きましょう、というメッセージだと受け取りました。
私自身も、時に過去に目を向けてしまう自分を戒めるために
最近は「私の誕生日は二つある」と考えるようにしていたため、とても励まされました。
ちなみに二つの誕生日は
一つは親から命を授かった日
もう一つは手術が無事に終わった日
です。
手術が終わってからそろそろ1年が経とうとしていますが
この新しい人生をしっかりと生きていきたいと思います。
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