MRIに白い影が写って涙目になる
- gliomajapan
- 2017年3月30日
- 読了時間: 2分

今日は久しぶりの診断です。
具体的には、事前に撮影したMRI画像を見ながら経過や今後についてお話をするのですが・・・
あれ?何でしょう、前回無かった白い影が結構大きく写っていませんか?
ちょっと自分が涙目になっているのを感じます。
先生の説明が上手く頭に入ってきませんが、再発はしていないとおっしゃっていることは
かろうじてわかりましたので、勇気を出して聞いてみました。
「先生、この影は何ですか?」
「う~ん。。。。」
ちょっと難しそうな顔をされてから話された内容を私の理解できる範囲でまとめると
放射線治療の影響が出て神経線維を包むカバーのようなものが変化した可能性が考えられる
少ないながらも腫瘍の可能性もある
ただし次の3つの理由からその可能性は極めて低い
造影剤を用いたMRIには影が映っていない
影の位置や大きさから腫瘍の再発とは考えにくい(場所がずれており、また大きすぎる)
通常こんなに早く再発することはない
結局この影が何かを確認するには生検の必要があるが、現段階ではMRIによる経過観察で良い (生検は経過観察の結果、悪性腫瘍の可能性が高いと判断されてからでよい)
今になってこうして書き出してみて、やっと気持ちが落ち着きましたが
聞いている最中からこの記事を書く前まではしばらく膝に力が入りませんでした。
今でも、放射線の影響が神経線維のカバーに出てて大丈夫なのか!?とか
頭の中にはモヤモヤがいっぱいです。
次のMRIは5月の予定ですので、まずはもう少し心を落ち着けて
モヤモヤを一つずつ解消して行きたいと思います。
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