ICU 2日目
- gliomajapan
- 2016年8月11日
- 読了時間: 2分

ICU2日目です。
初日からむくみを感じる足は、相変わらずむくみっぱなしです。
たまに来てくれる先生から
「新貝さんはICUで一番元気な患者さんですから(笑)」とか
「お腹が空いたでしょう?」とか励まされ、お昼ご飯から普通の食事が始まりました。
さすがに全部は食べられませんでしたが、3分の1を食べて、自分でもビックリです。
さらに歩行訓練も始まり、歩行器を押してICUの病棟内を歩き始めたのですが・・・
自分の体じゃないみたい・・・うまく歩けないんですけど・・・(涙)
でもICUの看護師さんたちは、「手術直後にこんなに歩けるなんて凄いです!」と褒めてくれます。
そうだよね、手術直後だもんね、と自分を慰めつつも、情けなく思う気持ちは止められません・・・。
さて、昨日成田先生が説明してくれたそうですが
改めて私の病状を整理すると
腫瘍の種類:上衣腫(グレード3)(ただし、迅速診断による)
摘出状況:全部摘出済み
5年生存率:60%~70%
という事でした。
腫瘍の種類は永久切片ができてから病理診断が確定するため、まだ油断できませんが、全部摘出できたというのは朗報です。
心からホッとしました。
人生80年時代に、5年生存率60%でホッとするというのも変な感覚かもしれませんが、
同じグレード3でも「退形成性星細胞腫」だと5年生存率は40%、
グレード4の「膠芽腫」だと5年生存率は10%なので、実際に心からホッとしました。
正直、九死に一生を得た思いです。
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