Barber
- gliomajapan
- 2017年3月8日
- 読了時間: 1分

最初は ちゃきり ちゃきり と鳴っていた はさみの音が
最近は ぢゃきぢゃき ぢゃきぢゃき と響くようになりました。
8月の手術以来、髪の手入れは自分で済ませています。
かつらを利用していない
会社でもニット帽ですごせる
という好条件のおかげで多少の失敗を誤魔化せることもありますが
床屋さんに今の頭を見せたくないという気持ちが大きいです。
何もない時は「人を見た目で差別しない」なんてあたり前の事だと思っていましたが
いざ自分の見た目が変わってみると、すごく人目が気になります。
差別の心が無くても、他人と違う外見には目が行っちゃいますよね。
でもそれが、見られた人の心を弱らせるとは
自分が見られる側になるまで気が付きませんでした。
会社でニット帽を被っていると「どうしたの?」と聞かれることもあります。
ただ、そこから始まるやりとりは
触れてはいけないものを見る目を、伏せてしまわれるより
ずっと気持ちが楽なのです。
4月にはきっと、髪も人前に出て問題ないくらいに伸びるでしょう。
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